活動報告

9. インターネット、パソコンの設置で子どもたちの社会性を促進する

2020年6月 熊本県の児童養護施設より助成金の事業完了のご報告をいただきました。


『この度は、入所児童のインターネット環境の助成申請を許可いただき、誠にありがとうございます。本園では、現状下記の通り子どもたちへ学習環境等の提供しております。』

【 使用状況 】

平日は、会議室やフリースペースで高校生のネット配信授業の受講に使用しています。通信制の高校生も多数在籍しているため、その子どもたちも利用しています。また、土日祝日は学校の調べ学習などに使用しています。
コロナウイルスの影響でネット配信授業が多くなりましたが、当初は1台のパソコンを順番待ちしながら使用していました。この状況に、児童たちは苦慮しているようでした。ある高校生の児童は「おれ、初めて勉強の順番待ちをした」と言っていました。今回、パソコンの台数が増えたことで、自分で学校の授業の計画を立て、見通しを持った生活に繋がりました。それにより、「ありがたい」「大変助かった」という声が聞かれるとともに、新しい生活様式になじみ始めているように見えます。また、小中学生は職員と一緒に学校の調べ学習、余暇の時間などに利用しています。


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